先輩社員紹介

■工事部


工事部
南雲 達也

現在の仕事:崩壊した斜面の復旧・防災工事、地すべり対策工事の現場施工管理業務

 現在、新潟県内外において、斜面の防災工事や地すべり対策工事(特殊土木工事)の施工管理業務を担当しています。
 急峻な斜面に対して行う特殊工事です。もちろん、誰にでも簡単にできる仕事ではありません。言い換えれば、我々にしかできない仕事です。その点が面白い仕事だと感じます。

嬉しかったこと

 私が入社2年目の時、5年間に渡る工事が始まりました。初めの4年間は上司の指導のもと施工管理の補助を行い、最終年度(5年目)は私ひとりで現場を担当しました。
 高さ65メートル、斜面勾配約75度の絶壁を、どうすれば安全に施工できるか?どうすれば限られた工期で完成させられるか?など、山積みの課題に対して、上司や同僚から知恵を借り、経験豊富な協力業者の方からアドバイスをもらい、幾度も対策検討を行いました。
 多岐にわたるトラブルにチームで対応し、苦労の末に無事竣工を迎えた際には、ほっとした気持ちと達成感が入り混じった不思議な感情に浸れます。

興和を選んだ理由

 合同企業説明会で興和のブースを見つけるまで、当社の存在をはじめ、特殊土木分野すら知りませんでした。
 ブースで説明を受け、マニアックながらも災害に対する社会資本を創る業種だと知り、興味を持ちました。

後輩へのアドバイス

 在学している学部学科から企業を絞るのではなく、畑違いの分野にも視野を広げて就職活動を行うと良いと思います。思いがけない企業と良い縁があるかもしれません。

■調査部


調査部
鶴巻 駿介



現在の仕事:構造物の設計・施工に必要な土質・地質調査

 主に、橋・道路・河川堤防・建築物等の構造物の設計・施工に必要な地盤情報を得るための調査を行っています。調査ではボーリングのデータをまとめたり、自分で現地踏査や現地試験を行うこともあります。自分の仕事が直接形になるわけではないですが、調査結果から実際に構造物ができた時は達成感があります。

嬉しかったこと

 調査部の業務はボーリングやサウンディング、原位置試験、現地踏査、軟弱地盤解析などがありますが、中心はやはりボーリング調査になります。
 ボーリングを行う地点は何もない広場や急な斜面など多岐にわたりますが、普段なかなか行うことのない人通りの多い市街地でボーリングを10ヶ所行った業務では、調査場所の確保や通行人への安全対策など、普段とは異なる点に気を付ける必要があり大変でした。
 現場作業が終了し、成果品を納品したときは、達成感とともに、無事に終わってよかったとホッとしたのを覚えています。

興和を選んだ理由

 就職活動では、地元新潟で地質の知識を活かせる仕事をしたいと思い企業を探していました。地元に密着した地質調査系の企業は何社かありましたが、調査以外(施工)の技術系の部署があり、さまざまな方面から地域や自然に関わることができるという話を聞いて魅力を感じました。大学で学んだことを活かしながら、初めてやることにも挑戦でき、充実した日々を送っています。

後輩へのアドバイス

 覚えた知識より、自分自身がどういう人なのかをアピールしたほうが良いと思います。
 また、仕事のことだけではなく、どんな生活を送っていくのか(居住地、家族、結婚、趣味など)を想像して職種や企業を選んだほうがいいと思います。

■水工部


水工部
岡本 信寛

現在の仕事:井戸を中心に水にかかわる色々なこと。最近は再生可能エネルギーを利用した設備工事も。

 雪国では冬季の交通障害を取り除くため、バイパスのランプなど、様々な場所に消融雪施設が入っています。興和水工部には、地下水を散水して雪を溶かす消雪パイプをはじめとして、空気熱ヒートポンプを利用した無散水融雪施設、地中熱を利用したヒートパイプなど様々な種類の消融雪技術があります。現地条件に併せてどの技術が適しているか設計・提案し、施工し、その維持管理を業務としています。すべてを1社にて行える「オールインワン」が当社の強みとなっています。

嬉しかったこと

 水工部のモットーは挑戦することです。長年培ってきた技術を基に常に新しい技術開発に取り組んでいます。入社2年目に「下水熱を利用した歩道融雪」や「ソニックドリルを用いた地中熱空調設備の設置」などの新しい技術に触れることができ、自身の成長に繋がったと感じています。
 これまでは、先輩方が築いてきた技術の恩恵を受けてきた立場ですが、この先、自分たちが継承したものを基に、新たな技術開発に挑戦していきたいです。

興和を選んだ理由

 消融雪設備は冬季のスムーズで安全な交通を確保する、重要なインフラとなっています。しかしながら、地図に残る建物や橋ではありません。種類によっては舗装の下に埋まってしまって目にも見えません。ところが、冬になるとしっかりと雪を融かしているのです。目に見えずとも成果を上げるそんな技術に魅力を感じています。

後輩へのアドバイス

 返事とあいさつだけでも、印象はよくなります。仕事の場でも同じです。元気に明るくできるよう日常的に心がけておくと、プラス評価につながります。

■営業部


営業部
矢島 慎也


現在の仕事:お客様と当社の技術力をつなぐ橋渡し役 

 当社営業部の仕事は、①情報収集・技術提案業務、②積算・入札・契約業務、③営業事務・管理業務に大別されます。その中でも私は、主にニーズの掘り起こしや技術提案、積算業務や書類作成を担当しています。具体的には、お客様からのニーズを聞き出し、技術社員とともに検討し、見積もりという形に仕上げることや、工事費の算出に必要な積算業務を行っています。扱う案件は、オーダーメードであるため、現場の条件など考慮しなければならないことが多く大変ですが、その分完成した時は達成感があります。また、積算業務は当社が工事を受注できるかどうかに関わる重要な業務であるため、責任感や緊張感を持ち行っています。

嬉しかったこと

 1つの案件に対し、お客様、技術社員など、多くの人と関わりながら進めていくことは、時に、意見の調整に苦労することがあります。しかし、実際に見積もりという形になると達成感がありますし、携わった工事が行われているのを見ると嬉しくなります。そしてその案件の多くは、自分のよく知る場所で行われているので、地元に貢献できていると強く感じることができます。
 また、積算業務においては、大規模な工事の費用算出に携わった際、多くの単価や歩掛を手作業で調べることに大変苦労しましたが、実際にその金額をもとに、工事を受注できた時の喜びは格別でした。

興和を選んだ理由

 就職活動においては、企業の選択条件として新潟で地元の暮らし貢献することを軸に進めました。中でも当社は、雪国新潟の暮らしに不可欠な消融雪施設や地すべり対策施設を多く手掛けていることを説明会で聞き、興味を持ちました。加えて、会社の事業安定度をしめす「自己資本比率」が高いことや、取引先の約半数が官公庁であり、BtoBあるいはBtoGの業界を志望していた私には魅力的でした。

後輩へのアドバイス

 自己分析のために、友人、親、大学の先生、アルバイト先の仲間など、様々な人の意見を聞いてみてください。自分が知らない自分の姿がわかります。
 最後に決めるのは、自分自身なので、自分の心に率直であった方が入社後にモチベーションを保ち続けるためにもいいと思います。

■管理部

管理部
海老 優紀


現在の仕事:働きやすく、魅力ある職場をつくる 

 管理部 総務人事室に所属し、社内行事や研修の運営、福利厚生(慶弔対応、社員寮手配など)、社内報の作成を主に担当しております。総務の仕事の目的は、社員の方々が働きやすく、魅力ある職場づくりに貢献することだと思っています。
 総務人事室の業務は多岐にわたり、複数の業務を並行して行うことが多いので、それらを円滑に行うためには、スケジュール管理とメンバーとの進捗管理や情報共有が大切です。新卒採用も担当しており、会社説明会やインターンシップの運営をしています。当社の魅力を効果的に就活生に伝えられるよう、合同説明会や資料を工夫しています。学生の皆さんの将来に携われるやりがいの大きい仕事です。

嬉しかったこと

 取り組んでいた業務が計画的に進み完了したときです。複数の業務を同時進行で行うことが多いので、先を予想した行動が大切です。早め早めに行動し、無事に終えることができるとほっとします。
 また、作成した社内報に反応をいただいたときは社内報が架け橋になり社員同士がつながっていることを感じて嬉しく思います。これからも社員の皆さんが交流を深められるような職場づくりを目指していきます。

興和を選んだ理由

 新潟で生まれ育った私は地元に貢献したいという思いで就職活動を進めていました。新潟県内は地震や大雨・大雪による災害が多い地域です。建設業はモノを作ったりヒトを守ったりすることで、私たちの生活になくてはならないものだと考え、建設業に興味を持ちました。その中でも当社は防災・減災の分野で活躍しており、災害が起きないよう、被害が最小限に抑えられるよう人々の暮らしを守っています。当社であれば、地元に貢献したいという私の思いを実現できると思い、志望しました。

後輩へのアドバイス

 就職活動は皆さんのこれまでを振り返り、これからどう過ごしていくのかを決める大事な機会だと思います。仕事を選ぶうえで自分の大切にしたいことを明確にしておきましょう。
 何から始めたら良いかわからない時は、合同説明会や学内で開催されている就職イベントに参加してみましょう。自己分析や面接のお手伝いを親身にしてくださると思います。自身の選択に後悔の無いよう積極的に行動しましょう。

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