2019.10.9
本工事では、集水井と集水井を連結させます。
その距離なんと、71m!!!(現在、12mまで進行中)
排水管の中に入れてあるハンマーで花崗岩を破砕しながら1本1.5mの管を入れてつなげていきます。
みなさんが想像するハンマーと今回使用しているハンマーは、形も使い方も全く違います。
本工事では通常、地上から真下に向かって掘り進めるために使用されるダウンザホールハンマーを横に寝かせたような状態で使用します。
原理を説明するのが難しいのですが…
以前紹介したオーガーの先端にハンマーを装着します。
回転させながら圧縮した空気の力を使って進行方向に押すと、岩盤が堅いため跳ね返してきます。その反力を使って、また押します。押すというより打撃といった方がイメージしやすいかもしれません。ダッダッダッダッと打撃を繰り返しながら、岩盤を破砕します。
空気の流れを進行方向と逆に切り替えると、破砕されて粉々になったものが管の外に排出されます。
1本入ったら、溶接して次の1本。繰り返しながら進んでいきます。
実際に見ないとなかなかわからないと思うので、本当は、みなさんに見に来てほしいくらいです(汗)
詳しく知りたい方は、大口径排水ボーリング工、ダウンザホールハンマーで検索してみてください。