野外での通信に威力を発揮する省エネモデム
特定小電力無線モデム(KW-1160)
小エリア無線モデム(KW-1164)
概要
本機はデータロガーや、マルチコントローラー等の制御機器とパソコン間のデータ通信を無線にて行うための装置です。遠隔地におけるモニタリングシステムや、設備の遠隔制御システムのデータを無線により転送することができます。とにかく電気をくわない省エネタイプです。
特定小電力無線モデム(KW-1160)の特徴
待機時の消費電力が小さい
無線機が受信待ち状態の時の消費電力はクラス最小の約2mAときわめて少ないため、バッテリーやソーラーとあわせてフィールド計測やモバイル計測に威力を発揮します。
許可申請不要
許可申請が不要で、無線出力が10mWと小さいですが、通信距離が100m~800mでありワイドに使えます(見通し区間で700m以上、市街地でも100~300mの通信が可能です)。
中継機能
通信距離が長い場合や障害物により通信が困難な場合は、新たに中継器として本機を設置し、通信距離を延ばすことができます。
ソーラーパネルと組み合わせて、半永久的に使用可能
本機は低消費電力型のため、ソーラーパネルと組み合わせれば、半永久的に動作が可能です。右図はその使用例です。昼間にソーラーパネルでバッテリーを充電しています。
<現場使用例>
小エリア無線モデム(KW-1164)の特徴
長距離伝送
無線で長距離データ伝送ができます。電波管理局への申請が必要ですが、年間約600円の安価な電波使用料で、出力1W、見通し10~20km、郊外3~5km、市街地でも条件次第で1~3kmの長距離通信が可能です。待機時消費電流も3mAと微小です。