自然エネルギー100%利用のエコ融雪
地中熱ヒートパイプ融雪システム
(地中熱利用ヒートパイプ方式融雪施設)
概要
地中熱ヒートパイプ融雪システムは、15~20 mのボーリング孔にヒートパイプを挿入し、地中熱エネルギーを舗装まで運んで融雪を行います。
融雪状況(青森県六ケ所村)
特徴
【自然エネルギー100%】
ヒートパイプを融雪箇所の下に埋設するだけなので、従来の融雪施設に必要であった制御盤やエネルギー供給設備がありません。地下と舗装の温度差を動力として熱を運ぶヒートパイプを利用することで、電気もガスも油も使用しない「自然エネルギー100%」のエコ融雪を可能としました。
【地中熱を有効利用】
ヒートパイプは地温と路温の温度差で放熱するので、暖かい時はあまり放熱せず、気象条件が厳しく路温が低下する状況では多くの放熱をする自動制御的な放熱を行います。したがって、地中熱を浪費することなく、冬期間を通じて安定した融雪効果を得ることができます。
【冬期バリアフリー対策に】
歩行者の障害となる地上物がなく、しかも無騒音なので、冬期バリアフリー対応の歩道融雪やバス停などのスポット融雪に最適です。
融雪部にはヒートパイプが並ぶだけです
バス停への適用例(青森県弘前市)
事例紹介
車道(新潟県新潟市 国道7号 弁天IC)
駐車場(富山県滑川市)
ビルのアプローチ(新潟市)
●そのほかの施工例:
青森県青森市、青森県弘前市、青森県六ケ所村、青森県西目屋村、
青森県むつ市、青森県十和田市、秋田県大館市、新潟県阿賀野市、富山県富山市