遠隔監視制御をもっと手軽に、フレキシブルに
マルチコントローラー
概要
本機器は消融雪設備や、排水ポンプにおける監視制御に用いる機器です。「マルチコントローラEX」は光ファイバ・ＮＴＴ回線・無線・ＦＯＭＡなどの全ての通信形態に対応しており、これ１台で運転情報、降雪・気温データなどの基本的なデータを取込めると共に、運転タイマー・間欠運転等、様々な運転制御機能を有しています。「マルチコントローラーJr」は「マルチコントローラEX」の子機として使用するための装置で、親機（マルチコントローラEX）からの指令信号によりポンプの運転出力を行なったり、入力された現場の状況を親機へ伝送することができます。
＜マルチコントローラEX＞
＜マルチコントローラーJr＞
特徴
通信経路が選べる
様々な出力端子(RS-232Cﾎﾟｰﾄ,LANﾎﾟｰﾄ, RS-232C補助ﾎﾟｰﾄ,無線用RS-485ﾎﾟｰﾄ)を備えているので、無線通信、FOMA通信などを利用したモバイルネットワークの構築や、光通信を含めた最新システムに、よりフレキシブルに対応します。
保守管理が簡単・確実に
刻々と変化する現地情報によって複雑な指令系統を処理していくターミナルは、今まで複雑で分かりにくいものばかりでした。興和のマルチコントローラは司令状況・運転状況が一目で分かる表示ランプを装備。保守点検作業をより簡単・確実なものに変えます。
マルチ電源対応・省電力設計
電源はAC１００～２００V端子、バッテリーDC１２V端子を装備しているので、設備に合わせた運用が簡単に実現します。もちろん、万一の停電時はバッテリーに自動切替えします。バッテリーのメンテナンスフリー化のため自動充電コントロールや過放電防止機能も充実しています。全機種とも省電力設計のため、太陽電池による駆動も可能です。
