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Indoor soil and rock testing

土質試験・岩石試験

調査・解析・施工・維持管理までトータルにあらゆる地盤の問題に対応すべく土質試験を実施します。

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TEL 025-281-5135
FAX 025-281-0258
kowa-soil(at)kowa-net.co.jp

 

興和は、土質試験を専門的に実施する土質試験センターを保有しており、物理試験,力学試験,圧密試験,透水試験,配合試験等の幅広い試験を取り扱っております。また、新潟県内の土質試験場で唯一、繰返し三軸試験装置定ひずみ圧密試験装置を自社保有しており、特殊な試験にも柔軟に対応いたします。
「どのような試験を行えばいいのかわからない」といった場合にも、試験技術者が適切な試験項目の提案をいたします。


土質試験一覧

区分 試験名 規格・基準番号
物理試験 土粒子の密度試験 JIS A 1202
土の含水比試験 JIS A 1203
土の粒度試験(ふるい分析,沈降分析) JIS A 1204
土の液性限界・塑性限界試験 JIS A 1205
土の保水性試験 JGS 0151
土の湿潤密度試験 JIS A 1225
砂の最小密度・最大密度試験 JIS A 1224
力学試験 土の圧密試験 段階載荷 JIS A 1217
定ひずみ速度載荷 JIS A 1227
土の透水試験 定水位法 JIS A 1218
変水位法
土の一面せん断試験 圧密定体積 JGS 0560
圧密定圧 JGS 0561
土の一軸圧縮試験 JIS A 1216
土の三軸圧縮試験※ 非圧密非排水(UU) JGS 0521
圧密非排水(CU) JGS 0522
圧密非排水(CUB) JGS 0523
圧密排水(CD) JGS 0524
※簡易CU試験,K0試験,CRU試験等の特殊な三軸試験にも対応します。
土の繰返し非排水三軸試験(液状化試験) JGS 0541
地盤材料の変形特性を求めるための繰返し三軸試験
(動的変形特性試験)
JGS 0542
岩石試験 岩石の一軸圧縮試験 JGS 2521
岩石の密度試験 JGS 2132
岩石の吸水膨張試験 JGS 2121
岩石のスレーキング試験 JGS 2124
岩石の弾性波速度計測(超音波速度測定) JGS 2564
破砕性判定のための岩石の破砕試験 NEXCO 109
乾湿繰返しによる岩石の吸水率試験 NEXCO 111
岩石の浸水崩壊度試験 NEXCO 722
化学試験 土懸濁液のpH試験 JGS 0211
土懸濁液の電気伝導率試験 JGS 0212
土の水溶性成分含有量試験 JGS 0241
土の強熱減量試験 JIS A 1226
土の陽イオン交換容量(CEC)試験 JGS 0261


現場試験一覧

試験名 規格・基準番号
平板載荷試験 JIS A 1521
道路の平板載荷試験 JIS A 1215
現場CBR試験 JIS A 1222
現場密度試験 砂置換法 JIS A 1214
突き砂法 JGS 1611
水置換法 JGS1612
コアカッター法 JGS 1613
締固めた地盤の透水試験(盛土の現地透水試験) JGS 1316
河床材料調査(面積格子法,線格子法,容積法,採泥器,柱状採泥)

室内試験

<物理試験> 物理試験は、土の状態を求めたり、土の分類特性を調べたりする試験であり、土質試験において欠かすことのできない試験項目です。

土粒子の密度試験(JIS A 1202)

土粒子部分のみの単位体積質量を求める試験になります。
土粒子の密度は、土を構成する固体が鉱物か有機物かの推定に用いられるほか、「粒度試験(沈降分析)」や「締固め試験」、「圧密試験」の結果整理に必要になります。

含水比試験(JIS A 1203)

地盤材料は含水比の大小により強度特性や締固め特性が変化するため、それを把握することは重要です。
含水比は、110±5℃の恒温乾燥機にて、18~24時間一定の質量になるまで乾燥させて測定します。

粒度試験(JIS A 1204)
―ふるい分析,沈降分析,細粒分含有率試験(JIS A 1223),石分を含む粒度試験(JGS 0132)

粒度試験は、土を構成する土粒子の粒径の分布状態(粒度)を調べる試験です。
粒径2mm以上の試料に対しては、ふるい分析を行います。2mm未満の試料は沈降分析を行った後、粒径0.075mm未満をふるいで洗い流してからふるい分析を行います。
粒度試験の結果は、土の工学的分類を行うために必須の情報です。また、締固め特性や透水性および液状化強度などの力学的性質の推定、建設材料としての適性の判定や掘削工・基礎工などの施工法の決定に利用できます。


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液性限界・塑性限界試験(JIS A 1205)

土は含水量の大小により液体状,塑性状,半固体状,固体状に変化します。
液性限界試験は、試料を入れた黄銅皿を1cmの高さから1秒間に2回の割合で落下させ、二分した溝が1.5cm合流するときの含水比と落下回数を求めます。含水比を変えて4~6点測定を行い、落下回数25回に相当する含水比を求めます。
塑性限界試験は、試料をガラス板上で転がしながら直径3mmにした時、ちょうど切れぎれになるときの含水比を求めます。


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土の湿潤密度試験(JIS A 1225)―ノギス法,パラフィン法

土の湿潤密度は、土全体の単位体積質量であり、自立する塊状の土を対象とし、その体積と質量を測定して求めます。また、湿潤密度を重量で表した湿潤単位体積重量は、斜面安定,土圧,支持力,圧密沈下検討時の土被り圧の算出などに利用されます。


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その他 : 砂の最大密度・最小密度試験(JIS A 1224)、土の保水性試験(pF試験)(JGS 0151)

 

<力学試験> 力学試験は、土の強さや透水性、圧縮性などの力学的性質を求める試験です。各種試験結果は、構造物を設計、施工する際に土質定数として利用されるため、室内試験には正確性が求められます。土質試験センターでは、一般的な力学試験の他に、繰返し三軸試験,定ひずみ圧密試験が実施できるので、より詳細な土質特性を調べることができます。

一軸圧縮試験(JIS A 1216)

一軸圧縮試験は、自立する供試体に対して拘束圧が作用しない状態で圧縮する試験です。自然地盤からサンプリングした乱れの少ない粘性土試料に対して一軸圧縮強さを調べ、その試料の地盤状態での非排水せん断強さを推定することが主な目的です。

三軸圧縮試験
非圧密非排水(UU)(JGS 0521)・圧密非排水(CU)(JGS 0522)
圧密非排水(CUB)(JGS 0523)・ 圧密排水(CD)(JGS 0524)

三軸圧縮試験は、供試体の側面をゴムスリーブで覆い、セル(三軸圧力室)に水を入れて拘束圧を与えながら圧縮する試験です。三軸圧縮試験では、供試体を圧密するか、圧縮時に排水を許すか、間隙水圧を測定するかの組合わせにより4種類の試験条件があります。

※そのほか、簡易CU試験、K0試験,CRU試験等の試験にも対応します。

繰返し三軸試験


土の繰返し非排水三軸試験(液状化試験)(JGS 0541)
地盤材料の変形特性を求めるための繰返し三軸試験(動的変形特性試験)(JGS 0542)

地震が多い我が国では地震時における地盤や土構造物の挙動や安定性を調べることが重要です。繰返し三軸試験装置では、液状化予測で必要となる液状化強度比を求める液状化試験や、耐震設計で用いられる等価ヤング率や履歴減衰率を求める動的変形特性試験が可能です。

段階載荷による圧密試験(JIS A 1217)

定ひずみ速度載荷による圧密試験(JIS A 1227)

圧密試験は、乱れの少ない試料を用いて、地盤の圧密沈下量や沈下時間の推定に必要な圧縮性と圧密速度などの圧密定数および圧密降伏応力を求める試験です。
一般的に行われている「段階載荷による圧密試験」では、試験日数が8日~2週間ほどかかります。一方、高精度な試験装置を用いる「定ひずみ圧密試験」では試験時間が2~4日程度に短縮でき、連続的なデータが得られます。

透水試験(JIS A 1218)

透水試験は主に締固めた試料の飽和状態における透水係数を求める試験です。また、サンプリング試料を用いた透水試験にも対応します。

その他 : 一面せん断試験(JGS 0560,0561)

安定化試験
突固めによる土の締固め試験(JIS A 1210)
締固めた土のコーン指数試験(JIS A 1228)
CBR試験(JIS A 1211)

突固めによる土の締固め試験,締固めた土のコーン指数試験,CBR試験などの安定化試験は、盛土材料や建設発生土等を対象に実施され、盛土の品質管理や建設発生土の土質区分,アスファルト舗装の構造設計など、様々な場面で必要となる試験です。
試験条件等が不明な場合は、お客様に聞き取りを行い、各種要領に適した試験を提案いたします。

配合試験
安定処理土の供試体作製方法(JGS 0811,0812,0821)
セメント系固化材による改良体の強さ試験(JCAS L-01)
安定処理土の一軸圧縮試験
安定処理土のCBR試験
六価クロム溶出試験(環境庁告示第46号)

地盤改良工事の施工に先立って、現場の土質に適した固化材の選定と配合量の決定をする必要があります。配合試験は、セメント系固化材等で土を安定処理した際の強度と添加量の関係を把握することを目的とします。
右図のように固化材の添加量を変えた供試体を作製し、それぞれの強度を求めます。そこから目標室内強度の確保に必要な添加量を決定します。
セメント及びセメント系固化材を使用する地盤改良では環境庁告示第46号に定める六価クロム溶出試験を行う必要があります。土質試験センターでは、配合試験と合わせて六価クロム溶出試験も承ります。
また、施工後のチェックボーリングも実施可能ですので、地盤改良工事に係る土質試験に一括した対応が可能です。

 

 

岩石試験・骨材試験
岩石の一軸圧縮試験(JGS 2521)
岩石の密度試験(JGS 2132)
岩石の吸水膨張試験(JGS 2121)
岩石のスレーキング試験(JGS 2124)
岩石の弾性波速度計測(超音波速度測定)(JGS 2564)
破砕性判定のための岩石の破砕試験(NEXCO試験法)
乾湿繰返しによる岩石の吸水率試験(NEXCO試験法)
岩石の浸水崩壊度試験(NEXCO試験法)

 

化学試験
土懸濁液のpH試験(JGS 0211)
土懸濁液の電気伝導率試験(JGS 0212)
土の水溶性成分含有量試験(JGS 0241)
土の強熱減量試験(JIS A 1226)
土の陽イオン交換容量(CEC)試験(JGS 0261)

現場試験
平板載荷試験(JGS 1521)
道路の平板載荷試験(JIS A 1215)

平板載荷試験は、荷重の大きさと載荷板の沈下量との関係から地盤の支持特性や変形特性を求める試験です。試験方法は2種類あり、構造物基礎の支持力を調べる「平板載荷試験」と道路や滑走路の品質管理に用いられる「道路の平板載荷試験」があります。試験には、バックホウなどの反力が必要となるため、現場条件について事前に聞き取りをいたします。

現場CBR試験(JIS A 1222)

現場CBR試験は現場における路床や路盤での支持力を直接測定する試験です。試験にはバックホウなどの反力が必要になります。

現場密度試験
―砂置換法(JIS A 1214),突き砂法(JGS 1611),水置換法(JGS 1612),コアカッター法(JGS 1613)

現場密度試験は、主に道路や堤防などの盛土に対して行われ、締固め度の確認などに利用されます。試験方法には、砂置換法、突き砂法、水置換法、コアカッター法などがあります。

締め固めた地盤の透水試験(盛土の現地透水試験)(JGS 1316)

締め固めた地盤の透水係数を原位置において求める試験です。結果は、ロックフィルダムのコアの品質管理,河川堤防,農業用ため池の堤防の遮水性や品質管理に用いられます。

河床材料調査(面積格子法,線格子法,容積法,採泥器,柱状採泥)

土質試験センターでは、国土交通省発注の河床材料調査について複数の業務実績があります。
現場作業から室内試験,データ整理まで業務全般で補助が可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

 

土質試験用試料の採取について


試料採取について、「土層が複数あり専門的な判断が必要」,「人手が足りない」などの場合には、試験センター職員が現場に行き試料採取~試験実施まで一貫して対応いたします。

依頼者が試料採取~運搬をする場合について
①内側にビニール袋をセットした土のう袋に試料を入れます。含水比の変化を防ぐために破れにくい「厚手のビニール袋」の使用をお勧めします。採取後は袋の口をビニールテープ等で閉じてください。

②一般的な材料試験に必要な試料量の例を以下の表に示します。
注)試料量は土質状況,試験項目,結果の利用目的等により異なります。必要な試料量は、試験内容を精査した上でご提示いたします。

試験項目 粘性土,細かい砂質土 礫混じり土,砂礫
(最大粒径37.5mm程度)
物理試験一式 0.3~1kg 3~10kg
突固めによる土の締固め試験 25kg 50kg
CBR試験(設計CBR) 20kg 20kg
土の透水試験 5kg 10kg
締固めた土のコーン指数試験 10~15kg (粒径4.75mm以下)

③試験センターでは、乱れの少ない試料の運搬に用いる専用の運搬箱の貸与が可能です。お気軽にお問い合わせください。

サンプリングチューブ運搬箱
(発泡ウレタン張り)
ラップ試料運搬箱
(発泡ウレタン張り)
サンドサンプラー運搬箱
(保冷箱)
(発泡スチロール張り)
・シンウォールサンプリング等のサンプリングチューブ試料の運搬に用います。 ・乱れの少ない試料や岩石試料の運搬に用います。 ・乱れの少ない砂質土などの凍結試料の運搬に用います。

お問い合わせ
〒950-0951 新潟市中央区鳥屋野4-7-22
TEL 025-281-5135  FAX 025-281-0258
メールでのお問い合わせ kowa-soil【at】kowa-net.co.jp まで。※【at】を@に変えて送信してください。

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